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池の沢周辺について

“ひんぎゃ”って何?

写真は丸山の山肌にある噴気孔群。 池之沢では無数の噴気孔があります。写真は丸山の山肌にある噴気孔群。

外輪山のコロシアムの底が"池之沢"と呼ばれる地区で、内輪山"丸山"の麓の山肌を含むこの一帯には、地熱で熱せられた水蒸気が至る所から噴出しています。この噴気孔から出る熱い蒸気のことを島の言葉で"ひんぎゃ"といいます。"ひんぎゃ"は、雨水が地中で熱せられたものなのでもちろん無臭・無害、温泉地特有の"硫黄臭さ"がありません。この大自然のめぐみ、究極のエコともいえる地熱エネルギーは、火山島であり特殊な地形の青ヶ島ならではのもので、食材を調理するための「地熱釜」や「村営ふれあいサウナ」、島の名産品"ひんぎゃの塩"を製造する「製塩事業所」などに利用されています。

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昼間は池之沢でピクニック

外輪山に囲まれたカルデラの中“池之沢”は、ここから数km先の全方向が大海原…ということを忘れてしまいそうな不思議な空間です。緑の樹木に覆われた山々の稜線と青空とのコントラストは美しく、昼間のピクニックにも最高のエリアです。お昼ご飯は、卵やジャガイモ、サツマイモ、くさやなどを民宿に相談して用意してもらい、池之沢の“地熱釜”で調理して食す!なんてことも青ヶ島ならではの楽しみ方。“大の字”になってちょっと昼寝したあとは、周辺を探察するのも良いでしょう。南方系シダ類の一種“オオタニワタリ”の群生する小道を散歩したり、標高223mの内輪山「丸山」に軽いトレッキングに出かけましょう。丸山には遊歩道があり、季節の草花や野鳥たちを観察しながら1週約20分でまわれます。そして、日が暮れたころ、「ふれあいサウナ」でさらに“いい汗をかく”というのが、池之沢のフルコース。

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近隣の施設

地熱釜1 地熱釜2

池之沢には上水道やガスなどのライフラインが整備されていないので民家はありませんが、「村営ふれあいサウナ」周辺には、24時間誰でも無料で使える「地熱釜」、テーブルと椅子もありちょっとした休憩や急な雨でも避難できる「東屋」、本格的にアウトドアを楽しみたい方には無料のキャンプ場など、星空観察に役立ちそうな施設があります。

村営ふれあいサウナ

村営ふれあいサウナ

村営ふれあいサウナは、室温60度の男女別サウナ、シャワー、ジャグジーあり。大人1人300円(タオル+マット付き)で利用できます。営業時間は平日16時〜・土日祝14時〜20時(受付は19時まで)、毎週水曜・毎月最終火曜日定休。
サウナに入ったあと、地べたにゴロ寝で星空ウオッチング!というのも楽しいかも知れません。
飲料水・ジュースなどの自動販売機、トイレは24時間使用可能なので、一晩中星空を眺めていることもできます。

キャンプ場

池之沢には村役場に申請すれば無料で使えるキャンプ場施設もあります。小さな炊事場とトイレ、簡易かまどはありますが、備品の貸出はしていません。炊事場の水道水は飲むことができないため、空のポリタンク、ペットボトルなどの用意が必要。飲料水は役場前の水道で調達可能です。
天文サークルなどの気の合った仲間同士で、数日キャンプ、数日は民宿で・・・というのもアウトドアを満喫でき楽しく快適かも知れません。

キャンプ場1 キャンプ場2 キャンプ場3
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青ヶ島レリーフマップ

青ヶ島レリーフマップ
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文・写真:井川俊彦(月刊『天文ガイド』カメラマン・ライター)